カンボジアについて

 

カンボジア

ふとしたきっかけで歴史を知った。

 

小さい頃、わけもわからず

電話募金をしていた遠い異国の地。

日本では考えられない事が

自分の親が生まれ育った時代に起こっていた

という事実に衝撃をうけた。

 

実際に自分の目でみて、感じて、

小さい箱の中だけでは分からないものを

知りたいと思った。

 

参加してみると、

ボランティアツアーとは名ばかりの

完全観光ツアー。笑

日本語が話せる現地のガイドさん、

日本人ガイドさん、

運転手付きの移動車、

綺麗なゲストハウス。

手取り足取り全て整った

修学旅行みたいだった。

 

そんな有り難いツアーで、、、

個人旅行では絶対に行けない場所にも

沢山連れて行って頂いて、、、

現地の文化に少しだけだけれど

触れられた気がした。

 

クメール語も話せない私達が、

突然現れた事で、

不安にもさせてしまったかもしれないし、

迷惑だったかもしれないのに、

シェムリアップで接した方々は、

どなたもステキな笑顔で迎えてくれて、

受け入れてくれて、

話そうとしてくれて、、、

そんな温かさと優しさに

何度も涙が出そうだった。

 

孤児院に行って、

お母さんとカレーを一緒に作って、

わんぱくな子供達と一緒に食べて、

すごい色の甘い炭酸を飲んで、

小児病院で

シェムリアップの小児医療の現実に触れて、

4時に起きて

アンコールワットの朝日をみて、

毎日何気ない町をみて、

あぁカンボジアに来たんだなと実感して、

勝手にトゥクトゥクに乗ってカフェに行って、

悲しい歴史の一部に触れて、

時間を忘れてハンモックに揺られて、

クメール人ととっても仲良くなって、、、

たった6日間だったけれど、

間違いなくカンボジアは私を変えた。

 

今度は観光じゃなくて、

ここで生活をしてみたい

そんな事を初めて思った海外だった。

 

今でも、毎日帰りたいと思う。

日本で過ごしてる自分よりも

カンボジアで過ごしてる自分の方が

好きだとすら思う。

 

きっとまだまだ知らない人が沢山いる。

旅行の選択肢に入らない人だって沢山いる。

そんな人達に、

魅力がいっぱいだよ!!!!!

伝えられる人でいたい。

 

私はカンボジア

美味しいご飯と人の温かさと、

人懐っこい笑顔と、ゆっくり流れる時間と

そして何よりも町の雰囲気が大好きだ。

 

ここが私のAnother Sky

 

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